子どもが固いものを食べたがらない 〜 おしえてhomeal🥕


homealの専門家に幼児食や子育てに関するお悩みや質問を聞いてみよう

 

homealの品質やメニュー開発は、管理栄養士、保育士、品質管理士といった幼児食や育児に関するプロフェッショナルな人たちにより支えられています。

この「おしえて🥕homeal」では、みなさんからいただいた幼児食や育児についての質問やお悩みに、専門家の目線からお答えしています。

子育ては、ほんとうに正解がなく、同じ年齢でも子どもによってさまざま。小さなお子さんを育てるパパやママのちょっとした安心の場になればうれしいです。

今回は「固いものを食べたがらない」についてのご相談です。

 

 

homeal管理栄養士、北島です。

1歳3ヵ月でしたら離乳食完了期ですね。この時期は、前歯で噛み切れて歯茎でつぶせる程度の固さが目安です。

固いものをあまり食べたがらないのでしたら、食材のかたさがお子さんのお口の発達に合っていない可能性があるかもしれません。食材のかたさや大きさを、お子さんの発達に合わせて調節することが必要になります。

「噛む力を育てる」というと、固いものを食べるというイメージがありますが、大切なのはいろいろな食材を食べて、多様な食感を経験することです。

お子さんの様子を見ながら、食べやすいやわらかさ・大きさを見つけて、少しずつ調節してみてください。

また、保育園とご家庭で食べ方や食材の固さに差があると、お子さんも混乱してしまいます。可能でしたら、どれくらいの大きさ、固さのものを保育園で食べているのか、実物を見せてもらってください。参考になると思いますよ。

1歳頃になると上下前歯8本が生え、前歯を使ってやわらかめの固形物を噛み切り、一口の量を調整して口に入れることを覚えはじめます。

そのときにする「手づかみ食べ」は、食べ物を目で確かめて、手指でつかんで口まで運び、口に入れるという目と手と口の協同連動となっていて、摂食機能の発達のうえで重要な役割を担っています。

目で食べ物の位置や大きさ、形などを確かめて、手でつかむことで食べ物の固さや温度などを確かめています。こうした感覚の体験を積み重ねながら、口の感覚と合わせていくんですね。

一口分の量がまだわからないので、棒状だと長いまま口に入れてしまい、丸飲みの原因になることもあります。お子さんの口に合った、一口の量を微調整しながら見つけてみましょう。

少し時間がかかるかもしれませんが、食べないからといって手づかみ食べをさせないのではなく、何度も経験を積み重ねることが大切です。お子さんを見守りながら、ゆっくりと進めてみてくださいね。

毎日の子育て、疑問に感じること、こんな方法でいいのかな?と悩むことってありますよね。そんなときはぜひお気軽にhomealへご相談ください。

 

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