homealの専門家に幼児食や子育てに関するお悩みや質問を聞いてみよう
homealの品質やメニュー開発は、管理栄養士、保育士、品質管理士といった幼児食や育児に関するプロフェッショナルな人たちにより支えられています。
この「おしえて🥕homeal」では、みなさんからいただいた幼児食や育児についての質問やお悩みに、専門家の目線からお答えしています。
子育ては、ほんとうに正解がなく、同じ年齢でも子どもによってさまざま。小さなお子さんを育てるパパやママのちょっとした安心の場になればうれしいです。
今回は「たんぱく質の多い食材が苦手」についてのご相談です。
homeal管理栄養士、北島です。
お肉を飲み込むことが難しくずっと噛んでいるということなので、食材のかたさがお子さんの口の発達に合っていない可能性があるかもしれませんね。
1歳6ヵ月は離乳食完了期=幼児食移行期で、まだ奥歯が生えそろっていないので前歯で噛み切れて、歯茎でつぶせる程度のかたさが目安になります。食材のかたさや大きさをお子さんの噛む力などの発達に合わせて、調節が必要になります。
幼児が食べやすいお肉としておすすめなのはひき肉です。
パン粉や片栗粉、卵、炒めた玉ねぎ(または、すりおろした玉ねぎ)、水を加えた肉団子は、やわらかくて食べやすいです。
またひき肉だけの料理のときは、煮込み料理にすると、口当たりがやわらかくなって食べやすいです。
一方で、ひき肉を炒めものに使うとポロポロしてしまい、ほかの材料とかたさが違ってしまうことから食べにくくなってしまいます。 ひき肉に下味をつけて片栗粉でまぶしておくと、しっとりと仕上がり食べやすくなります。
鶏肉は、繊維が短くなるように切ります。薄く切るか、そぎ切りにし、厚さは子どもの噛む力に合わせましょう。切ったあとに酒やみりんなどの調味料をまぶしておくと、やわらかく仕上がります。
薄切りの豚バラ肉は脂身が多く、噛み切りやすいです。薄切り肉は2cm程の細切りにします。
魚はうま味があり、お肉に比べて身がやわらかく、ほぐれやすいので幼児には食べやすい食材です。
奥歯が生えそろうまでは、身がやわらかい魚を選ぶと食べやすいでしょう。パサパサ感が気になるときは、煮汁にとろみをつけると食べやすくなります。
卵焼きやオムレツは、だしや牛乳を加えると、中まで火を通してもやわらかく仕上がり、食べやすくなります。
中に入れる具は、でき上がりのかたさが卵と同じになるように、火を通してから卵に加えましょう。豆腐が好きでしたら、卵豆腐や茶碗蒸しもいいかもしれません。
大切なのは、いろいろな食材を食べて多様な食感を経験することです。
食材の舌ざわり、歯ごたえ、味など、いろいろな食の経験を積み重ねるうちに、おいしいと感じる料理が増えていきますよ。
少し時間がかかるかもしれませんが、頑張り過ぎず、お子さんを見守りながら、ゆっくりと進めてくださいね。
毎日の子育て、疑問に感じること、こんな方法でいいのかな?と悩むことってありますよね。そんなときはぜひお気軽にhomealへご相談ください。
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