幼児のカラダの成り立ち① 「歯」「胃」の育ちから子どもの食を考える 〜 homealの専門家にきく🥕


今回のテーマは「歯と胃の発達から、幼児食を考える」です。

こんにちは。幼児食アドバイザーのますだすみよです。

幼児期の成長の早さには、ほんとうに驚かされますよね。
歯が生えてきた!スプーンが使えるようになった!「ママ」「パパ」が言えた!……など発見ばかりの毎日に、私もワクワクしていた記憶があります。

食事については、一生のうちでもっとも大きく変化するのがこの時期です。
その過程を「カラダの発達」とあわせて知ることで、よりよい幼児食の進め方のヒントが見つかるかもしれません!

今回は子どもの「歯」と「胃」の成長を【1歳半〜3歳まで】【3歳〜5歳まで】に分けて解説しながら、食について考えていきます。

 

1歳半~3歳頃まで

歯の成長

子どもの歯はおよそ1歳半ごろまでに、前歯が上下4本ずつ(合計8本)生えます。その後、奥歯・犬歯が上下左右に2本ずつ生え、合計16本になっていきます。

奥歯まで生えれば、口の食べものをすりつぶせるようになるので、自分で食べられるものが増えます。食材もやわらかいものから、少し歯ごたえのあるものに変えていけるといいですね。
ただし、繊維の多いお肉などはまだ噛み切れないため注意が必要です。お子さんが無理なく食べられるよう、小さく切ってあげましょう。

2歳半から3歳ごろにかけて一番奥の歯が生え、合計20本の乳歯が揃います。

噛む力もだんだん強くなってくるので、弾力のあるものやシャキシャキしたものが食べられるようになります。

 

\ 噛む力がつくと良いことがいっぱい /

①唾液がいっぱいでることで、虫歯になりにくくなり、消化もよくなる
②あごが発達し、噛む力が強くなる
③歯並びがよくなる
④脳が活性化する

もちろん、乳歯の生え方には個人差があります。お子さんの歯の成長をよく観察して、成長に合ったメニューをあげるようにしましょう。

 

胃の成長

胃の容量は1歳の時点で300ml。3000mlほどある大人の胃に比べると、ずいぶん小さいことがわかりますね。(参照:時事メディカル『家庭の医学』)

胃の形もストンと縦長なので、1回の食事でたくさんの食べものをお腹に溜めたり、栄養素やエネルギーをカラダに蓄えたりすることができません。そのため、大人と同じ3回食ではなく、間食(おやつ)を含めた5回程度に分けて考える必要があります。

 

\ 間食は1回の食事と考えよう /

①間食は3回の食事の「補食」と考える
カロリーの高い牛乳は、飲み物ではなく「補食」として扱おう
お菓子よりも栄養素やエネルギーがしっかり摂れる、小さいおにぎりなどがオススメ

脂質を分解してくれる酵素(リパーゼ)は、乳幼児期には十分に分泌されていません。油やバターをたくさん使った料理を控えめにすると安心です。

 

3歳~5歳頃まで

歯の成長

3歳以降は、生え揃った乳歯を使って積極的に「噛む力」をつけていく時期です。
食材もサクッとしたものからもちもちしたものまで、多様な食感に触れていけるといいですね。

大人と同じものも食べられるようになるので、食事内容の幅が広がります。例えば、ピザをスティック状にカットして食べやすくしてあげるだけで、パパママと同じメニューを出すことができますよ♪

ただし、食べることが楽しくなるにつれて食事時間が長くなったり、1日に何回も食べものを欲しがったりします。そうなると心配なのが、口の中の環境です。

食べものを長く口の中に入れておくと虫歯になりやすいため、注意する必要があります。

 

\ 歯みがきの習慣をつけよう /

①丈夫な永久歯に備えて、乳歯のうちから磨く習慣を!
②「仕上げ」は弱めの力で。歯と歯の間や、付け根をよく磨こう

永久歯が生えはじめるのは5~6歳ころですが、実はその前から乳歯の下で出てくる順番を待っています。この間に乳歯が虫歯になると、永久歯の歯並びが悪くなったり、菌の影響で変色してしまったりするんです。
また、歯が痛くて噛まずに食べる習慣がつくと、あごの発達にも影響します。

そうならないよう、できるだけ毎食後に歯みがきをしてあげましょう。難しいときは口をゆすぐだけでもいいですね。

 

胃の成長

3歳を過ぎると、胃の容量は1歳のころの倍以上に成長します。また形も大人と同じように水平になるため、食べたものをしっかり溜められるようになります。

 

\ 食事時間のメリハリをつけよう /

①食事の間隔をきちんとあける
②1回でしっかり食べよう

回数は大人と同じ朝・昼・晩の3回と、午後のおやつ1回にしていきましょう。食生活のリズムも、ここまで来れば大人とほぼ一緒です!

 

子どもにあわせて、ゆっくりと

成長著しい幼児期ですが、カラダはまだまだ大人への階段の途中です。離乳食が完了したからと、すぐに大人と同じメニューにしてしまうと小さなカラダには大きな負担がかかります。

今回見た「歯」や「胃」の成長も、スピードは子どもによって異なるもの一人ひとりの発達に合わせた幼児食で、ゆっくり階段を登っていきましょう!

次回は、同じく幼児のカラダの成り立ちとして、「手指・言葉・運動機能の発達」と食の関係についてお話ししていきます。

 

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幼児期は噛む力がよわく、「甘み」や「うま味」がつよい食材や食べ慣れたものばかり好んで食べたり、発達段階にあわない調理法や味つけの食材を好まなかったりすることがあります。またその日の気分や食卓の環境により、子どもの食欲は大きく左右されます。

お子さまの成長や発育段階にあわせて工夫しながら食卓に取り入れる中で、食べられる食材や好きな食材を少しづつ増やしていけるよう、homealはお子さまの"好き"を一緒に見つけていければと思っています。

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