こんにちは!「harenohi_factory」パーティスタイリストの浦岡裕子です。このコラムでは、幼児期でも親子で一緒に楽しめるイベントや、小さいお子さんとできる工作をご紹介しています。
今回のテーマは七夕です。
7月の季節行事といえば、七夕ですね。
保育園で飾るため、願いごとの書かれていない、まっさらな短冊を持ち帰ってくると「またこの季節が来たなぁ」と季節の移ろいを感じます。子どもと迎える七夕は、年齢ごとに変わる願いごとの内容に、子どもの成長を感じられる行事でもあります。
ちなみに、わが子の初めての願いごとは「キャンディがたべたいです」でした(笑)。
2歳半ばの頃で飴を舐めたこともなかったのに、キャンディという言葉を誰かに教えてもらったんだなと感心するとともに、素朴な願いごとにかわいさを感じたことをよく覚えています。
みなさんは季節の行事と忙しい日が重なったときの食事はどうしていますか?
できることなら季節行事の日にちなんで、旬の食材を使った「行事食」を用意して、彩りのある楽しい食事を用意したいと思うのが親心だったりします。でも正直なところ、忙しいときにそれを取り入れるのは、なかなかにハードです。
そんな行事食、今年の七夕は「そうめん」で乗り切りませんか?調理時間も短く、めんつゆを用意すれば完成!忙しい日にもってこいのメニューです。
また、今回はそうめんと一緒に食べたい、homealメニューの「4種のお豆と野菜入り和風ミートローフ」を「お星さまピック」の作り方とともに紹介します。
見栄えのする色の選び方や盛りつけ方の工夫など、忙しい日でも気軽に七夕が楽しめるアイディアをお届けします。
かんたんお星さまピックで彩る・七夕メニュー
そうめんは数分茹でるだけで食べられる簡単なメニューで、のどごしの良さとあっさりした味つけで食べやすいですが、それだけだと物足りなさを感じたり、栄養のあるおかずをもう一品プラスしたいと思ったりもしますよね。
そこでお豆とお肉で作られた、食べ応えのあるhomealの「4種のお豆と野菜入り和風ミートローフ」をメニューに加えてみました。和風の味つけなので、そうめんとの相性もバッチリです。せっかくの七夕、少しにぎやかさをプラスして、お子さんと一緒に「かんたんお星さまピック」を作ってみましょう。
かんたんお星さまピックの作り方
*材料はすべて100円ショップで揃います。
材料
★折り紙
★つまようじ
★マスキングテープ
作り方
① 折り紙を裏返して星の形を描き、その形に沿ってハサミで切り取る。星に顔を描いても楽しいです!
② この星形の折り紙をマスキングテープでつまようじにくっつけて完成 。
さらに余裕があれば、流れ星風にしてみましょう!七夕気分も盛りあがります。
材料
★両面折り紙 ※両面に色がついている折り紙
作り方
① 両面折り紙を4つ折りにしてから、写真のように4枚に分ける。
② 分けた折り紙に、切り込みを入れる。
③ ④くるくると巻き、先に作っておいた星にマスキングテープでくっつけて完成。
色はどんなものを選ぶといいの?
シルバーやゴールドのグリッタータイプの折り紙で星を作ると、キラキラした星の雰囲気が出せるのでおすすめです。水色や薄紫色など寒色系の折り紙で揃えれば、清涼感を演出できます。
七夕の短冊に使われる色にはそれぞれ意味があります。お子さんに色の意味を話しながら作ってもいいですね。諸説ありますが、子どもに伝えやすい言葉に解釈してみましたので参考にしてください。
紫色…学びにまつわる願いごと。「ひらがなが書けるようになりたい」など。
赤色…家族への感謝や思いやりにまつわる願いごと。「おじいちゃんいつまでも元気でね」など。
黄色…お友達や周りの人との関わりにまつわる願いごと。「お友達ができますように」など。
青色…人としての成長にまつわる願いごと。「困っている人のお手伝いができますように」など。
白色…ルールや約束を守るための願いごと「早起きできるようになりますように」など。
(参照元:日本大歳時記 講談社)
星の形がうまく描けません
星をうまく描けなくても大丈夫。子どもならではのいびつな形もお星さまピックのかわいいポイントです。上手に書けないときには、試しに大人が描いてあげたり、円を描いてあげてその中に収まるように書いてもらうと描きやすいです。
「4種のお豆と野菜入り和風ミートローフ」をデコレーション
ミートローフは一口サイズに分けて盛ると食べやすく、ピックとの見た目のバランスもよくなります。余ったタレはそうめんと和えても、味のアレンジになっておいしいです。
お星さまピックは、ハサミをあつかえるお子さんなら取り組みやすい簡単なアイテム。七夕を迎える前のお休みの日などに遊びの中で準備しておけば、当日は簡単メニューで気楽に七夕を楽しむことができます。
ごはんを食べ終わったら家族で夜空を眺めてみるのもいいかもしれません。
気負うことなく自分なりにできることで、お子さんとの貴重なハレの日を過ごせますように。
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