今回のテーマは「冷凍庫の使い方」です。
こんにちは!「冷凍生活アドバイザー」「野菜ソムリエプロ」のみつはしさなこです。
毎日忙しい中の食事づくり。
仕事や育児をしていると、どうしても食事づくりに時間をかけられない日がありますよね。
忙しいときや正直なところ今日は簡単に済ませたい!なんてときは、冷凍しておいた食材や市販の冷凍食品が重宝します。何より、私自身も3人の子育てをしながら毎日3食の食事を作っているので、冷凍庫の食材に助けられている一人です。
そこで今回は、冷凍保存をする際に冷凍庫をもっと活用できるポイントを3回のコラムとしてお届けします。
①冷凍庫の中を見える化する使い方
②自分でできる冷凍保存方法
③失敗しない あると便利な冷凍食材
冷凍食材は、未来の自分の食事づくりを助けてくれると日々感じています。
ぜひ、みなさんができそうなアイデアを参考にして取り入れてみてください。
第1回は「冷凍庫の見える化とスペースづくり」についてです。
見える化は収納を「縦向き」にするところから
冷凍庫の中は、冷凍食品やアイスなどで収納がごちゃごちゃになりがちです。
そうなると、どこに何をしまっているのかがわからず、探しづらくなりますよね。
そこで冷凍庫の中身を見える化するために、まずは食品をできるだけ縦向きで収納してみてください。中身がぐっと見やすくなるはずです。
冷蔵庫のタイプにもよりますが、冷凍庫の場所は私たちの目線より下に配置されているものが多いんです。つまり、冷凍庫の中身を取り出すときに見下ろすことになる。
このときに「平積み」にしていると、一番上のものしか見えずに、底にある食品が忘れさられてしまう……ということが起こります。
ちなみにわが家の冷凍庫は、「左側に肉や魚、右側に野菜類を収納する」というように配置を固定して、探しやすくしています。
収納スペースを有効に使おうとした結果、右と左で違う向きになりましたが、食品の並びがが崩れにくくなり、「今どんな食材があるのか」がぱっと見てわかるように。献立が決めやすくなりました。
中身がわかりづらいときは
ジッパー袋の上から中身をメモしてラベルしておくと、使いやすい状態になります。ラベルには、冷凍した日付、食材名、味つけ内容などを残しておきましょう!マスキングテープを使うとジッパー袋もムダにならないので、再利用ができますよね。
日々バタバタしていて忙しいとラベル付け作業が「めんどくさい〜」と感じることもありますよね(笑)。でもそんなときほど、中身がわかりづらい食品は、なかなか料理で使われないもの。自分がわかるレベルで大丈夫なので、メモを残すのがおすすめです。
急速冷凍スペースを確保する
冷凍庫の中が見やすくなったら、次に冷凍保存スペースを作ります。冷凍庫には、金属プレートがついたスペースがありますよね。このスペースは食材を急速冷凍させる空間です。
ここは冷凍食品をストックするのではなく、冷凍させるためのスペースとして確保したいところ。常温の食材や炊きたてのごはんを素早く、そしてまわりの食材に影響を与えずに冷凍させるために大事な場所です。
ちなみに、炊きたてごはんは熱いうちに冷凍したほうが、解凍後もおいしく食べられます♪ ぜひたくさん活用してみてくださいね。
次回は急速冷凍を使ってどのように冷凍保存するのかをご紹介します!