今回のテーマは「タンパク質が豊富な大豆を使ったおやつ」です。
こんにちは!「幼児食アドバイザー」「野菜ソムリエプロ」のますだすみよです。
胃が成長途中の幼児期は、一度の食事でたくさんの量を食べることができないので、おやつは食事を補う「補食」と考え、栄養面も意識して用意したいところです。
とはいえ、「おやつ」は子どもにとって、とても楽しみな時間!その気持ちを大切にしたいなぁとも思います。
今回は子どもも親もうれしい「大豆」の栄養に注目した時短で作れる簡単おやつをご紹介します。
カラダに大切な大豆の栄養って?
【大豆の栄養】
さまざまな栄養が含まれている「大豆」。特に成長が著しい、幼児期のカラダ作りに大切な「植物性タンパク質」が豊富です。
【大豆から作られる食品】
豆腐・味噌・醤油・豆乳・おから・納豆・油揚げ・きな粉……大豆を使った食品ってたくさんありますね!
ただし、炒り大豆のような硬い豆やナッツ類は窒息や誤嚥事故のリスクが高くなることから「5歳以下の子どもには食べさせないで」と消費者庁が注意を促していますので気をつけてください。
参照:消費者庁|食品による子どもの窒息・誤嚥(ごえん)事故に注意!
今回は、大豆から作られる食品を使ったおやつを考えてみました。豆腐ときな粉を使ったほんのり甘いおやつをご紹介します。
まんまる豆腐ドーナッツ
私が講師を務める子ども料理教室で人気だったレシピです。「また作りたい!」とリクエストされ、短期間に何度も作りました。
豆腐を使うとふんわりした食感になります。食べやすい!と子どもたちに好評でした。このレシピは、生クリームや砂糖を使用しますので2歳以上が対象です。また3歳までは小さく切って出してあげましょう。
きな粉をかければさらに栄養価アップですよ!
材料(作りやすい分量)
★ホットケーキミックス 200g
★絹ごし豆腐 150g
★卵 1個
揚げ油 適量
トッピング
きな粉・粉砂糖
作り方
① ボウルに★を入れ粉っぽさがなくなるまでよく混ぜる。
② 厚手の鍋、またはフライパンに高さ5㎝くらいの油を入れる。
③ 180℃になったら、①をスプーン2本で形を丸く整えながら入れる。
④ 菜箸で転がし、じっくり5分ほど揚げる。
⑤ 冷めたらきな粉や粉砂糖をかけて完成。
*このメニューは卵なしでも作れます。
*スプーンで生地を入れるときは油跳ねしないように低い位置から入れましょう。
にんじんパンケーキ豆腐クリーム添え
野菜も摂れるレシピです。
にんじんはカロテンがたっぷり!のどや気管支の粘膜を守ってくれる働きがあります。葉っぱもカロテンや食物繊維が豊富です。葉付きにんじんが手に入ったら葉っぱも使ってみましょう。
材料(直径約10㎝5枚~6枚分)
~にんじんホットケーキ~
★ホットケーキミックス 150g
★卵 1個
★牛乳 100㏄
にんじんのすりおろし 大さじ2
オレンジジュース 大さじ1
にんじんの葉のみじん切り 約大さじ2(あれば)
~豆腐クリーム~
水切り絹ごし豆腐 100g
砂糖 大さじ2~3
生クリーム 100㏄
油 少々
作り方
① にんじんをすりおろし、オレンジ果汁に漬けておく。
② ボウルに★を入れ、よく混ぜる。
③ ②に①とにんじんの葉の半分を加えてさらに混ぜ、冷蔵庫でねかせる。
④ 小さめのボウルに豆腐と砂糖を入れ、ゴムベラなどでよく混ぜる。
⑤ 生クリームを別のボウルで泡立て、④を加えて混ぜたらクリームの完成。
⑥ ③を冷蔵庫から出し、フライパンに油をうすくひいて焼く。
⑦ 焼けたパンケーキに豆腐クリームを添えて残りのにんじん葉をかけて完成。
*オレンジジュースに漬けると、にんじんの繊維が気にならなくなります。
*卵なしでも作れます。
*水切り豆腐……絹ごし豆腐はキッチンペーパーで包み、レンジ600Wで2分ほど加熱して豆腐の水分を出す。
生きな粉
最後にご紹介するのはとっても簡単!生チョコならぬ生きな粉です。
こちらも子ども料理教室で好評でした。
材料(作りやすい分量)
きな粉 50g
砂糖 30g
生クリーム 60㏄
作り方
① ボウルにきな粉と砂糖を入れ、よく混ぜる。
② ①に生クリームを加えてまとめたら、ラップに包んで冷蔵庫でねかせる。
③ 生地が少し固くなったら2cmの厚さくらいに伸ばし、型抜きしたり、丸めたりして好みの形にする。
④ きな粉をかけて完成。
豆のパワーたっぷりで親子で楽しめるおやつ、ぜひ作ってみてくださいね!
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