今回のテーマは「自分ではさむ特別感!保育園で人気のハンバーガーメニュー」です。
こんにちは!「管理栄養士」「ジュニア野菜ソムリエ」の稲尾貴子です。
私は管理栄養士として、保育園や病院に勤務していました。今回は、そこで実際に作っていた、子どもたちに人気のレシピをご紹介します♪
1歳ぐらいになると、自分の手で食べたい意欲が出てくるお子さんが増えてきます。手づかみ用に用意したパンやゆで野菜ならまだしも、スープや納豆まで、なんでも手づかみで食べたがって困るという経験をした方も多いのではないでしょうか?でもそれは成長とともに徐々におさまっていくものなので、余裕があるときは温かく見守ってあげましょう。
そんな自分の手で食べたい意欲でいっぱいのお子さんに、とってもおすすめなのが「自分で具をはさむ、手づかみパン」です。スプーンやフォークで食べられるようになったお子さんにとって、手づかみで食べることは、とても特別なこと。
手でつかみやすい食材を用意してお皿に並べてあげれば、あとは自分でパンにはさむだけ!いつもとは違う特別感のある食事をきっと喜んでくれるはずです。
苦手なものでもパクパク食べられる、保育園で人気のハンバーガーをご紹介します。
手づかみハンバーガー
材料 4人分
・ロールパン・・・6個
・ハンバーグ・・・6個(市販のものや、残りものでもOK)
・レタス・・・4枚
・ケチャップまたはソース・・・適宜
作り方
① 小さめのハンバーグを作る。ロールパンにはさみやすい大きさがおすすめ。
② ロールパンを真ん中で半分にスライスする。
③ レタス、ハンバーグ、ケチャップまたはソースを好きな順番でパンにはさみ、完成。
レタスが苦手なお子さんには、代わりに千切りキャベツや薄切りのきゅうりを用意してあげましょう。噛み切りやすく、食べやすいのでおすすめです。
1歳以上のお子さん向けのメニューですが、年齢や好みに応じて、食材は、大きさを1/4または1/2に切ってあげると食べやすくなります。
保育園では危険防止のためピックを使用しません。でもおうちでは、好きなキャラクターのピックがついているのも特別感がでてよさそうですよね。使用する場合は、必ずおうちのかたが見守りながら食べさせてあげましょう。
市販品で手軽に作ってもGOOD
ハンバーグだけでなく、ハムやコロッケ、魚のフライをはさんでもおいしいメニューです。どの具材も市販品やお惣菜があれば手軽に作れるので、疲れた日や忙しい日のお助けメニューになります。ハムやチーズをはさんでおやつにするのもいいですね。
ちなみに、アジフライバーガーは、魚が苦手なお子さんでもパクパク食べる保育園の人気メニューです♪
自分ではさむメニューにする場合は、食べる前にイスの下に新聞紙などを敷くのがおすすめ。食べこぼしがサッと片付けられるので安心です。はさむ具材をいろいろと変えて、ぜひ家族みんなで楽しんでみてくださいね。