冬ならではのおうちあそび。毛布を動物に見立てた顔アート ~ homealの専門家にきく🥕


こんにちは!「harenohi_factory」パーティスタイリストの浦岡裕子です。

このコラムでは、幼児期でも親子で一緒に楽しめるイベントや、小さいお子さんとできる工作をご紹介しています。

今回のテーマは「毛布で顔アート」です。

 

寒い日のお外あそびは寒さとの戦い!

冬も本番に入り、日が暮れるのもあっという間の季節になりました。冬は夏に比べると遅くまで外であそびにくいですし、冬の外あそびに付き添うのは、寒さとの戦いで大変ですよね。

そこで、「冬ならではのおうちあそびができないかな?」と思い、考えついたのが冬の必須アイテムである毛布を使ったあそびです。今回は毛布を顔に見立ててみました。

シールフェルトと毛布でダイナミックにあそぼう

材料は毛布とシールフェルトだけなので、気軽にあそぶことができます。大きな毛布を使うダイナミックなあそびは、おうちならでは。

毛布の色はご家庭によってそれぞれだと思いますが、色から動物を想像したり、新たな生き物を創作したりと、何かに見立てる楽しさがありますね。

使用する材料

★毛布
★シールフェルト
白、黒、赤が顔のパーツとして使いやすい色ですが、さまざまな色を用意するとより想像力をふくらませやすいのでおすすめです。
★ハサミ
★椅子など
毛布をかぶせる台として使います。椅子のほかに、扇風機やランドリーバスケットなど身近にあるものでOKです。

 

作り方

① ハサミでフェルトを切り抜いて、目、耳、鼻、口などさまざまな顔パーツを用意する 
② 椅子の背面が手前に来るようにして椅子を置く
③ 椅子を毛布で覆い、用意した顔パーツを好きなように貼っていく
※あとからシールをはがしやすいよう、軽く貼ってもらうのがおすすめです。

顔パーツのアイディアを挙げてみました。目、耳、鼻、口などの基本のパーツに加えて、ひげやめがね、なみだなどもあるともっと楽しめます。いろいろなパーツを用意しておくと表情が豊かになり、あそびの幅が広がります

子どもと作るときのポイントを難易度別にご紹介

難易度★
まだハサミを上手に使えない場合は、大人がパーツの用意までやってあげると取り組みやすいです。ぺたぺたとシールフェルトを貼って大きな毛布のキャンバスに顔を作ることを楽しみましょう。

難易度★★

ハサミに慣れていれば、パーツ作りからおまかせしてみましょう。「どんなパーツがあったらおもしろいかな?」と声かけをしたり、シールフェルトの台紙の裏に形を下描きしてあげたり。

お子さんの様子を見ながらサポートしてあげるとスムーズです。

 

福笑いのようにあそんだり、かぶってあそんだりも楽しい

タオルなどでお子さんに目隠しをしてパーツを貼ってもらい、目隠しをはずして完成した顔の仕上がりを楽しむ、福笑いのようなあそび方もおもしろいです。

先に貼ったパーツを手で触りながら、次に貼るパーツの位置の見当をつけたり、上下左右の方向感覚がわかるお子さんには「もうちょっと左!上!」などと声をかけながら作ってもらったりもできます。

 

できあがった毛布をかぶってみましょう!

かぶった状態で「こんにちは~」などと声を出しながら動くと、着ぐるみ感が出て子どもたちもおもしろい反応をしてくれるはずです。

わが家では、顔のついたふわふわの毛布に親近感がわいたのか、子どもが抱きついてきて、親子で毛布にくるまって幸せな時間を過ごしました。また、顔のついた毛布がかわいいと気に入った子どもが、パーツをつけたまま毛布を抱きしめて寝たこともあります。

なお、毛布には外を見るための目の穴がついていないので、かぶってあそぶときは周りに十分注意してくださいね。

気軽にできる寒い冬のおうちあそびで、あたたかな親子時間を過ごしていただけたらうれしいです。