こんにちは!「harenohi_factory」パーティスタイリストの浦岡裕子です。このコラムでは、幼児期でも親子で一緒に楽しめるイベントや、小さいお子さんとできる工作をご紹介しています。
今回のテーマはこどもの日です。
新年度が始まって約1ヵ月。ゴールデンウィークは旅行や帰省をする人、おうちでゆっくりする人などさまざまだと思いますが、みなさんはどんな風に過ごしますか?
ゴールデンウィークには「こどもの日」のお祝いがありますね。
こどもの日には「こいのぼり」や「兜」を飾ったり、「柏餅」を食べたりしますが、これらは本来“端午の節句”のお祝いに用いられるもの。
では、こどもの日と端午の節句はなにが違うのでしょうか?
端午の節句は男の子の成長を願う「伝統行事」として、江戸時代ごろから広まりました。
一方で、こどもの日は性別に関係なく子どもたちの幸せを願う「国民の祝日」として、昭和時代に法律で決められました。
じつは、こどもの日は定められた日にちは違うものの、世界の国々にもあるお祝いなんです。
日本では、もともと伝統行事として親しまれていた端午の節句にあわせて、こどもの日が制定されたこともあり、こどもの日のモチーフにも「こいのぼり」や「兜」などが使われるようになりました。
少し時間の余裕がうまれるゴールデンウィークには、こどもの日をテーマにした遊びを楽しむのもおすすめです。
今回は、5月の空になびく色とりどりのこいのぼりをイメージした手作りおもちゃを紹介します。
屋根より高く積めるかな!? こいのぼりタワー作り
身近にある「トイレットペーパーの芯」や「キッチンペーパーの芯」を使って、倒れないようにバランスをとりながら、どこまで高く積めるかを楽しむこいのぼりタワーです。
このおもちゃのうれしいポイントは3つ。
1 身近にある廃材で楽しめる
2 親子で作業を分担できる
3 バランス感覚を養うきっかけにできる
プラスチック製の小さなブロックと違って、誤って踏んでしまっても足の裏が痛くならないのも助かります(笑)
材料
★トイレットペーパーやキッチンペーパーの芯
5本以上あると、積み上げる楽しさを味わえます。たくさんの量をまとめて用意できない場合は、キッチンペーパーの芯をカットして数を増やしましょう。
★色紙やシール
こいのぼりの柄を作るのに使います。クレヨンなどで柄を描いてもいいのですが、筒状のペーパー芯には描きにくいので、シールや色紙を貼るのがおすすめです。
★ハサミとのり
作り方
➀ 好みの長さにキッチンペーパーの芯を切り落とす
※長いもの、短いものなどサイズのバリエーションがあると、積むときにバランスをとりやすくなるのでおすすめです。芯はそのままのサイズか、半分に切るのがよいでしょう。
② 色紙やシールを貼ってこいのぼりの柄や目玉を作る
③ 完成したこいのぼりの上下各4か所に、約1cmの切り込みを入れる (下図参照)
ハサミを使う➀と③の工程は、大人がやってあげるのがおすすめです。②の工程は子どもたちに任せて、自由に切り貼りを楽しんでもらいましょう。
完成したら、こいのぼりの切り込み口に別のこいのぼりを差して、どんどん上に積んでいきます。
材料の色紙は、おうちにある雑誌や広告から、好きな色や柄を見つけて貼っていくのも楽しいです。
子どものセンスがあふれる個性的なこいのぼりたちが勢ぞろいすると、見ているだけでもわくわくします!
こどもの日に限らず、いつでも楽しめる
今回はこいのぼりをイメージして作りましたが、ペーパー芯を積み重ねる遊びはこどもの日に限らず、いつでも楽しめます。ペーパー芯が手に入ったら、まとめてストックしておくと便利です。
切り込みに差しこんだり、積み重ねたりする遊びがまだむずかしいお子さんは、ペーパー芯にシールを貼ってこいのぼりを作るだけでも十分楽しめます。
どの長さの筒をどの位置に使ったら倒れないのか、失敗を繰り返しながら挑戦することで、バランス感覚を身に付けるきっかけにできます。
集中力も必要なので、大人も少し手を貸しながらぜひ一緒に楽しんでみてくださいね。
子どもたちがたくさんの楽しい経験をして、健やかに成長しますように。
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