homealの専門家に幼児食や子育てに関するお悩みや質問を聞いてみよう
homealの品質やメニュー開発は、管理栄養士、保育士、品質管理士といった幼児食や育児に関するプロフェッショナルな人たちにより支えられています。
この「おしえて🥕homeal」では、みなさんからいただいた幼児食や育児についての質問やお悩みに、専門家の目線からお答えしています。
子育ては、ほんとうに正解がなく、同じ年齢でも子どもによってさまざま。小さなお子さんを育てるパパやママのちょっとした安心の場になればうれしいです。
今回は「食事に興味がなく、栄養バランスが心配。メニューに困っています」についてのご相談です。
homeal管理栄養士、稲尾です。
なんとか食べている状況や栄養バランスが心配、そして料理が上手くできないなどで悩んでいるのですね。
子育てに忙しく、料理をするための時間をしっかり確保できない日もあります。お子さんの機嫌によっては、食材を出して包丁で切るということさえ、なかなかできないときもありますよね。
栄養バランスをよくするには、ご飯やパン、麺類などの主食、お肉やお魚、卵や大豆製品などの主菜、野菜やきのこ、海藻類などの副菜を、毎食そろえて食べることが大切です。
例えば、親子丼や牛丼、チャーハンや炊き込みご飯、煮込みうどんなどはいかがでしょうか?
丼ものやチャーハンは、これらすべてを1度に食べられるのでおすすめです。
キッチンに立てる時間が少ないようであれば、炊き込みご飯もおすすめです。
玉ねぎやにんじん、鶏肉などと薄口しょうゆを一緒に入れて炊くと、シンプルな炊き込みご飯ができます。
ほかには、トマトやトマトジュースと、コンソメを入れて炊くとチキンライスになります。
卵焼きや目玉焼きを乗せて食べるとさらに栄養アップです!
冷凍品でもかまいませんので、ブロッコリーやミックスベジタブル、好きな野菜やハム、ウインナーなどをコンソメやバターと一緒に入れて炊くとピラフのようになります。
サバ缶やツナ缶を入れるのも手軽な上、独特の生臭さも少なく、カルシウムも豊富なのでおすすめです。
また、みそ汁やコンソメスープ、ポタージュスープなどを少量でもいいので、毎食一緒に出してあげてください。
ワカメやきのこが食べられるようなら、手軽に食物繊維も摂れるのでおすすめですよ。もし負担になるようなら、市販のレトルト品などを薄めて使うなど、上手に活用してみてくださいね。
みそ汁やスープの水分や、発酵食品のみそは、便秘解消にも期待できます。
発酵食品は、みそや納豆、キムチ、ぬか漬けがありますが、お子さんには納豆がおすすめです。納豆ごはんにするときは、少し冷ましたご飯に混ぜるといいですよ。あつあつのご飯だとせっかくの乳酸菌が死んでしまい、効果が減ってしまいます。
便通が悪い、下痢になりやすいときは、乳酸菌やオリゴ糖、食物繊維が入ったヨーグルトや乳製品を、なるべく毎日摂るようにしてみてください。
2週間試して効果が感じられなければ、ほかの乳製品を試してみるなどして、お子さんのカラダに合った乳製品を知ってみましょう。
乳酸菌がしっかり身体で働いてくれると、免疫力も高めてくれます。
毎日の子育て、疑問に感じること、こんな方法でいいのかな?と悩むことってありますよね。そんなときはぜひお気軽にhomealへご相談ください。