食べる環境を整える① 理想の姿勢と椅子選び ~ homealの専門家にきく🥕


今回のテーマは「集中力や咀しゃく力に大切な食べるときの姿勢について」です。

こんにちは!「管理栄養士」「現役の保育園栄養士」の椛嶋貴子です。

園でも家庭内でも、食事のとき子どもを見ていて気になるのが、食べる姿勢です。今日のコラムでは、どのように座るのが適切か、理想的な椅子の高さやテーブルとの距離感などを解説します。

ポイントとなるのは、足の裏がしっかり床や足置きにつくこと。その理由も詳しく説明していきますよ。

 

理想の姿勢は?

姿勢よく食べることには、ものをしっかり噛めたり、集中して食事ができたりとメリットがたくさんあります。では、実際にどんな姿勢が理想的なのでしょうか?

まずは、テーブルに対してまっすぐに座る
基本的なことですが、とても大切です。小さな子どもはすぐにあっちをむいたりこっちを向いたり、周囲を気にすることが多いですよね。カラダをまっすぐ前に向けるだけで、集中して食べやすくなります

その際、子どもの足を床や足置きにつくようにしましょう!足がぶらぶらすると姿勢を保つことができず、猫背になったり横を向いてしまったりします。

悪い姿勢を無理やり保とうとすると、本来力を入れなくてもいいところにも力が入り、座っているだけで疲れていきます。そうなったら、食事どころではなくなってしまいますよね。

 

椅子の選び方

次に、椅子を選ぶときのコツをご紹介します。
食事の際の姿勢をただすには、「テーブルに合った椅子選び」が重要です。

テーブルと椅子の距離は、座ったときおなかの前に、こぶし一つ分の隙間があることが理想
ついくっつけすぎてしまいますが、ちょっと余裕があるくらいがちょうどいいのです。

また、テーブルに腕をおろしたときに、肘の角度が90度になる位置がちょうどいい高さだとされています。おへそと胸の中間あたりにテーブル面がくるはずです。

理想的なテーブルとの距離感を保つことができそうか、お子さんの使う椅子を改めて見直してみましょう。おすすめは座面と足置きの位置が調節可能なもの。成長に合わせて調整しながら、ずっと使えるものを選びたいですね。

また、すでに持っているけど調節が難しい場合には、クッションや足置きを追加して、テーブルとの適切な距離を保てるように工夫できるといいと思います。

 

ポイントは「足の裏」。床や足置きにしっかりつけよう

なぜ「足の裏」を床や足置きにつけることが大切なのでしょうか?

それは、足がしっかりと踏ん張れる体勢になっていることで、カラダ全体に力が入りやすくなるからです。咀しゃくもしっかりできるようになり、口の機能の発達も進みますよ。

もし、お子さんが「ものをうまく噛むことができずに、そのまま飲み込んでしまっている」と感じることがあれば、足の裏がしっかり床や足置きについているかを確認してみてください。

食べるときの姿勢は、集中力や咀しゃくする力に大いにかかわりがあります。食べてくれないときや、あまり噛まずに飲み込んでいるときって、食べものがよくないのか?それともおなかが減っていない?もしかしたら発達に問題がある?……など、直接の原因ばかりを考えてしまいがちです。でも、実はもう一つの視点として外側の「環境」を見直してみることが大切なのです。

食べる環境を整えることで、姿勢が良くなる。すると、しっかり食べることができるうえに、身体や口の発達も促すことができます。できることから少しずつ、お子さんの食事環境を整えてみてはいかがでしょうか。

 

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幼児期は噛む力がよわく、「甘み」や「うま味」がつよい食材や食べ慣れたものばかり好んで食べたり、発達段階にあわない調理法や味つけの食材を好まなかったりすることがあります。またその日の気分や食卓の環境により、子どもの食欲は大きく左右されます。

お子さまの成長や発育段階にあわせて工夫しながら食卓に取り入れる中で、食べられる食材や好きな食材を少しづつ増やしていけるよう、homealはお子さまの"好き"を一緒に見つけていければと思っています。

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