今回のテーマは「幼児食のための冷凍ストックづくり」です。
こんにちは!「冷凍生活アドバイザー」「ライフオーガナイザー」「リユースオーガナイザー」の佐藤美香です。
毎日忙しいパパやママ、平日の夕食は「作るだけで精一杯」という方も多いのではないでしょうか。
手をかけたい思いはあるものの、ついついメニューもワンパターンになってしまいがち。そんなとき、いつもの食事を手軽に変身させることができたら、うれしいですよね。
今回ご紹介するのは、ちょい足しに便利な「冷凍ストック」です。休日にまとめて作ったり、夕食のついでに作ったりと、自分のペースで準備ができます。
彩りやボリュームをプラスすることで、いつもの食事をランクアップさせちゃいましょう。
ビタミンカラーをプラス!食事づくりの“ついで”に野菜を冷凍ストック
ピーマンやパプリカを細かく刻んで少量ずつ小分けにし、ラップで包んだり、小さな保存容器に入れたりして冷凍します。
上の写真は、お弁当のおかずに「ピーマン・パプリカの肉詰め」を作ったときに、残ったピーマンとパプリカを刻んだもの。
肉詰めというと、丸ごとや縦にカットした料理をイメージしやすいですが、わが家では材料を輪切りにして使っています。タネをポリ袋に入れて、輪切りのピーマン(パプリカ)の中に詰めていけば、手を汚さずに作れますよ。
肉詰めが焼けるのを待つ間に、残った野菜の端っこを刻むだけ。よく作る料理の“ついで”にストックもできるので、ラクチンです。
野菜の冷凍ストックは、冷凍のままスープやオムレツなどに加えています。たとえば、玉ねぎとベーコンだけで作っていたスープにちょい足しすると、ビタミンカラーがプラスされ、スープがランクアップして見えます。
こちらのスープは、カレーを作った後のお鍋で作ったもの。具材を入れ、コンソメと塩こしょうで味を整えた「カレー風味のスープ」です。
ちょい足しでランクアップした上に食材のロスが減る、ついでにお鍋もキレイになるので洗いものがラクになると、いいことづくめのメニューです♪
ボリュームをプラス!子どもの「食べ切れない」を上手に活用
小さいお子さんだと、食パンを「1枚ぜんぶ食べ切れない……」なんてことはありませんか?
中途半端に残った食パンは、さいの目にカットして、ラップで包んでおきましょう。保存容器や保存袋に入れて、冷凍すると便利です。
たとえば、冷凍のまま牛乳にひたして解凍すれば、ハンバーグのつなぎに使うことができます。わざわざパンやパン粉を買わなくてすみますね。
また、オリーブオイルを熱したフライパンに冷凍のまま入れて炒めれば、クルトンのできあがりです。
塩こしょうやハーブソルトなど、お好みで味をつけましょう。
クルトンは、いつものスープやサラダにちょい足しするだけで、ボリュームがでます。忙しい朝でも、スープがしっかりお腹を満たしてくれるとうれしいですね。
メインおかずにプラス!名わき役はまとめて作っておこう
「にんじんのグラッセ」は、ハンバーグやチキンソテーなどのメインおかずを、おいしそうに見せる“名わき役”。とはいえ、少量のためだけに、バターと砂糖で煮るのが地味に面倒です。
いっそのこと、まとめて作って冷凍しちゃいましょう。
面取り(煮崩れを防止し、見ためよく仕上げるために角をカット)するのもいいのですが、細長く切ったものや輪切りにしたものを、お子さんと一緒に型抜きするのもオススメです。
茹でて粗熱がとれてから型抜きすると、生の状態よりも簡単でキレイに抜けます。
忙しい平日の夕方、子どもと調理をするのは難しいですが、こうして時間のあるときに一緒に作ってストックしておけば、食べるときにもう一度楽しむことができますよ。
冷凍するときは、上の写真のように煮汁と一緒にしておくと乾燥を防げます。食べるときは、レンジで加熱して解凍しましょう。わが家では、解凍後の煮汁はスープに入れています。
残った煮汁も、かぼちゃスープやトマトスープに少し甘みをプラスしたいときに活用できますよ。
グラッセを盛りつけるときは、「この間つくったお星さまだよ」などと言いながら、お皿に乗せます。自分がお手伝いしたものが食卓に並ぶのはうれしいようで、普段はにんじんを食べない娘が喜んで食べていました。
仕事や家事に育児とがんばっているパパやママほど、日々できなかったことを考えてしまいがちです。食事がワンパターンになってしまうなら、冷凍ストックをちょい足しすればいい。
ご紹介したレシピが、そんな気持ちの余裕や安心につながればうれしいです。
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