野菜と果物をまったく食べない 〜 おしえてhomeal🥕


homealの専門家に幼児食や子育てに関するお悩みや質問を聞いてみよう

 

homealの品質やメニュー開発は、管理栄養士、保育士、品質管理士といった幼児食や育児に関するプロフェッショナルな人たちにより支えられています。

この「おしえて🥕homeal」では、みなさんからいただいた幼児食や育児についての質問やお悩みに、専門家の目線からお答えしています。

子育ては、ほんとうに正解がなく、同じ年齢でも子どもによってさまざま。小さなお子さんを育てるパパやママのちょっとした安心の場になればうれしいです。

今回は「ごはんと野菜が嫌い」についてのご相談です。

 

 

homeal管理栄養士、北島です。

お子さんが野菜や果物をなかなか食べてくれず、とても不安ですよね。

人間は初めて見る食べ物に対して、まず恐怖心を持ち警戒する傾向があるといわれます。幼児には初めて口にする食べ物、食べ慣れていない食材がたくさんあります。

お子さんが食べないのは食べ物が嫌いなのでなく、食べ慣れていないために、すぐには受け入れられない状態なのです。

3歳頃までの幼児は、食材や料理の味、口当たりなど初めての経験が多いので、経験を積み重ねることが大切です。

また、幼児の味覚は甘味、塩味、うま味を好み、苦味、酸味を嫌う傾向があります。

野菜や果物にはこの苦味、酸味が当てはまりますね。苦手な食材も調理法を工夫することで少しずつ食べ慣れることもあります。

野菜、果物のそれぞれについて調理のポイントをお伝えします。

野菜の調理のポイント

幼児に野菜嫌いの子が多いのは、それらの野菜は幼児が好きになれない、おいしいと思えない風味を持っているからです。

幼児にとって食べにくいと思われる野菜は、野菜そのものの味を和らげ、食べやすくなるように工夫しましょう。

★よく茹でてアクなどを取り除いてから調理する
茹でることにより野菜独特の苦味が軽減されて、食べやすくなります。歯が生えそろっていない場合は、やわらかく仕上げることがポイントです。

★だしをきかせる
煮物は比較的食べやすい料理です。薄味にし、汁気は多めにしましょう。青菜は独特のクセがあり幼児には好まれにくい野菜ですが、うま味のある食品とともに、だしでやわらかく煮ると食べやすくなります

★うま味のある食材と組み合わせる
肉、ツナ、ハム、ベーコン、しらす干し、油揚げ、かつお節など

★ごまや醤油などの香ばしい香りをきかせる

★揚げて、油のうま味を利用する

 

果物の調理のポイント

果物は酸味や食感、皮や種が苦手な原因かと思います。

酸味を和らげるため、加熱して作るジャムはいかがでしょうか。ヨーグルトに入れる、パンに塗る、白玉団子に混ぜたり、かけてみたりといろいろ使えます

果物の食感が苦手な場合はすりおろして使うのもいいかもしれません。りんごをすりおろしてカレーに入れたり、ゼリーやカップケーキなどの材料として入れても独特な食感はせず、おいしく食べられます。

ほかにもホットケーキに果物を入れて焼いたり、クレープに果物を包んで食べたりとお子さんと一緒に手作りをするのもいいかもしれません。

ただのお手伝いではなく、食べられるものを作ることに参加できた経験は「これ、ぼくが作ったの!」という好奇心や食欲増加につながります。

今は食事バランスよりも多くの種類の食品を繰り返し食べる経験が大切です。

食品の舌触り、歯ごたえ、味などいろいろな食の経験を積み重ねるうちに、おいしいと感じる料理が次第に増えてきます。

初めてのものや食べ慣れないものは、一口でも食べて味を経験すればよいと考えましょう。そして、お子さんが一口でも食べたらほめてあげてくださいね

ほめられてうれしい気持ちになると、その料理や食材のイメージがだんだん良くなって好きになるかもしれません。

頑張り過ぎず、お子さんの成長を見守りながら、できそうなことからゆっくりと進めてくださいね。

毎日の子育て、疑問に感じること、こんな方法でいいのかな?と悩むことってありますよね。そんなときはぜひお気軽にhomealへご相談ください。

 

LINE無料相談はこちら

アプリ限定情報や最新キャンペーン情報を
いち早く通知でお届けします!📲

アプリDLはこちらから