homealの専門家に幼児食や子育てに関するお悩みや質問を聞いてみよう
homealの品質やメニュー開発は、管理栄養士、保育士、品質管理士といった幼児食や育児に関するプロフェッショナルな人たちにより支えられています。
この「おしえて🥕homeal」では、みなさんからいただいた幼児食や育児についての質問やお悩みに、専門家の目線からお答えしています。
子育ては、ほんとうに正解がなく、同じ年齢でも子どもによってさまざま。小さなお子さんを育てるパパやママのちょっとした安心の場になればうれしいです。
今回は「食べやすい調理法や食材の選び方」についてのご相談です。
homeal管理栄養士、北島です。
食に興味がなく、お子さんがなかなか食べてくれないと悩むママ・パパが多いのが現状です。
人間は初めて見る食べものに対して、まず恐怖心を持ち警戒する傾向があるといわれます。
子どもは初めて口にする食べものや、食べ慣れていない食べものがたくさんあります。お子さんが食べないのは食べものが嫌いなのではなく、食べ慣れていないためにすぐには受け入れられない状態なのです。
調理方法を工夫することで、少しずつ食べ慣れることもあります。
まず、苦手というイモ類の調理のポイントは、口当たりのモソモソした感じを和らげるように調理すること。煮物は汁気が多めに残るように仕上げると、なめらかな口当たりで食べやすくなります。
■じゃがいも
煮物は汁気が残る程度に煮ます。炒めものは細く切ることでモソモソした感じはなく、食べやすくなります。
■さつまいも
レーズンやりんごと一緒に煮る甘煮やスイートポテトは子どもから好まれます。
■里芋
食べ慣れないと里芋のぬめりを嫌がります。里芋を切ったら少量の塩でもんで水洗いし、その後下茹でしてから煮物に使うとぬめりが抑えられます。
■長芋
揚げたり煮たりする食べ方もありますが、すりおろしてお好み焼きに入れると食べやすいです。
野菜の中には幼児が受け入れやすいものと、受け入れにくく食べたがらないものとがあります。食べたがらない野菜は子どもが好きになれない、おいしいと思えない風味を持っているためです。
食べたがらない野菜は、汁気が多く薄めのだしをきかせたり、肉、ツナ、ハム、ベーコン、しらす干し、油揚げ、かつお節など、うま味の強い食品と組み合わせると食べやすくなります。
肉類は部位によっても味やかたさが違います。食べやすく調理できる部位から料理に使っていきましょう。ひき肉は料理に使いやすく、子どもも食べやすいです。
忙しいときには、幼児用に調理された市販品もいいかもしれません。homealでしたら、温めるだけの「レバー入りミートボールのトマト煮」もおすすめです。
魚類にはうま味があり、肉類に比べて身がやわらかくほぐれやすいので幼児には食べやすい食材です。奥歯が生えそろうまでは、身がやわらかい魚を選ぶと食べやすいでしょう。パサパサが気になる場合は煮汁にとろみをつけると、食べやすくなります。
3歳までは、食材や料理の味、口当たりなど初めての経験が多いので、その経験を積み重ねることが大切な時期です。初めてのものや食べ慣れないものは、一口でも食べて味を経験すればよいと気楽に考えてくださいね。
食べムラや偏りは個人差がありますので、お子さんを見守りながら、できそうなことからゆっくりと進めていきましょう。
毎日の子育て、疑問に感じること、こんな方法でいいのかな?と悩むことってありますよね。そんなときはぜひお気軽にhomealへご相談ください。
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