食育しながら大人もラクに。子どもが使いたくなる調理道具で一緒に料理を楽しむ 〜 homealの幼児食専門家にきく🥕


今回のテーマは「お手伝いからできる食育」です。

こんにちは!「冷凍生活アドバイザー」「野菜ソムリエプロ」みつはしさなこです。

幼児になると、パパ・ママが料理している姿を見て「自分も一緒にやりたい!」となったりしますよね。

「少しずつお手伝いを経験させたいな……」と思うものの、仕事や家事、育児に追われて忙しいときは、なかなか実現できないことも多いかと思います。

「ぼくも料理したい」「わたしも使ってみたい」という、子どもの好奇心を大切にしつつ、親である私たちの食事作りがちょっとだけラクになる ”ながら食育” のレシピをご紹介します!

 

子どもがお手伝いに参加しやすい調理道具

子どもが扱う調理道具には、こんなものがおすすめです。

サラダスピナー

ボウルとかごがセットになった、サラダ野菜を水切りする道具です。
水切りしたい野菜を入れ、ふたをしてレバーをまわすと遠心力で水気を切ってくれます

サラダスピナーはインターネット通販で、1,000円くらいから3,000円以上するものまで、いろいろな種類がありますが、どんなものでもOKです。

わが家で使っているのは300円ショップのもの。いつも子どもたちが夢中でぐるぐる回していますが、5年近く壊れることなく使っています。大人が手を添えてあげれば、2歳くらいからお手伝いができます。「1人でやりたい!」という子は、座りながら回すといいですよ♪

すり鉢セット

すりごまを作るすり鉢セットは、子どもでも扱いやすいのでおすすめです。
家庭によっては、市販のすりごまを使っている方も多いと思いますが、ごまの香りはすりたてが一番香ばしいので、食育も兼ねて子どもに任せてみてはいかがでしょうか

幼児であれば、100円ショップで買った小ぶりなサイズがちょうどいい大きさかもしれません。少し力加減が必要なので、わが家では5歳の子どもが担当しています。

このサラダスピナーとすり鉢セットを使って、子どもと作れるサラダレシピを2品ご紹介します。

子どもが取り組める工程を多く盛り込んでいますので、大人の余裕があるときに一緒に作ってみてくださいね。

 

子どもと作る「ミモザ サラダ」

材料

・レタス・・・3枚くらい
・ゆでたまご(沸騰した鍋で約10分)・・・1個
・きゅうり・・・1本
・ミニトマト・・・4個
・ドレッシング(お好みのものでOK)

作り方

※①②は子どもが主体的に参加できます。

① レタスをちぎって、サラダスピナーで水気を切る。
② たまごをゆでて殻をむき、ポリ袋に入れて、手でもみもみしながら潰す。
③ きゅうりは細切り、ミニトマトは縦四つ割に切る。
④ ①〜③を皿に盛って軽く混ぜ、ドレッシングをかける。

子どもが盛りつけに挑戦するときは、「必ず手をキレイに洗ってから」と伝えましょう。

子どもが料理に参加することが大事なので、形や盛りつけがざっくりでも気にせずに、「わあーおいしそう!」と褒めちゃいましょう

 

手作りごまマヨドレッシングサラダ

材料

・水菜・・・適量
・きゅうり・・・適量
・ミニトマト・・・適量
※サラダの材料はなんでもOKです。

A(ドレッシング)
・いりごま・・・大さじ1
・マヨネーズ・・・大さじ1
・サラダ油・・・大さじ1〜1.5
・醤油・・・大さじ1

作り方

※①②③は子どもが主体的に参加できます。

① 水菜をざく切りにして、サラダスピナーで水気を切る。
② きゅうりは細切り、ミニトマトは縦4つ割に切る。
③ すり鉢でごまをする。
④ ③にA(ドレッシング)の残りの材料を加えて混ぜる。
⑤ 切った野菜を器に盛り付け、ドレッシングをかける。

私の実感ですが、子どもは自分で作ると残さず食べるようになるので、ふだんはあまり食べないような野菜で挑戦してみるのもいいですよ。

食事を一緒に作り、「おいしいね!」と言いながら一緒に食べるのは、子どもにとって食育につながるだけでなく、じつは自分もラクになれちゃいます。

「食育」といっても、わざわざ特別なことをする必要はないのです。今回紹介したレシピや調理道具を参考に、料理の時間がより楽しいものになりますように。

 

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