今回のテーマは「保育園の人気メニュー!子どもが好きなトマトレシピ」です。
こんにちは!「管理栄養士」「ジュニア野菜ソムリエ」の稲尾貴子です。
私は管理栄養士として、保育園や病院に勤務していました。
今回は、そこで実際に作っていた子どもたちに人気のレシピをご紹介します♪
トマトの旬は6月~8月。旬のトマトは、夏の強い日差しを受け、太陽のめぐみがたっぷり!味が濃く、甘いものが多いです。おいしいトマトが手に入りやすい夏は、トマトが苦手なお子さんが、トマトを好きになる絶好のチャンス。
最近では、皮が薄いものや、酸味を抑えたもの、甘みが濃いものなど、たくさんの種類のおいしいトマトが作られていますよね。
トマトにはビタミンCやカリウム、リコピンなどもたくさんの栄養素が含まれています。ビタミンCは美肌効果、カリウムはむくみ解消効果、リコピンは強い抗酸化作用による老化防止効果などが期待できます。トマトひとつでこれだけの栄養素が摂れるのであれば、親としては少しでもいいから食べてもらいたいもの。
保育園で人気のトマトを使った簡単レシピ、ぜひ参考にしてください!
トマトの和風冷製パスタ
材料 4人分
・パスタ麺・・・4人分
・トマト・・・大2玉
・しらす・・・1パック(50g程度)
・大葉・・・4枚
・青じそドレッシング・・・適宜
作り方
① 麺をゆで、流水で冷やす
② トマトを1cm角の大きさに切る
③ 大葉は千切りにする
④ トマト、しらす、大葉を青じそドレッシングで和える
⑤ 冷やした麺と4を混ぜ合わせて完成
トマトやしらすなどの具材を混ぜて、あらかじめ冷蔵庫で冷やしておくと、ゆでたパスタと混ぜるだけで、さらにおいしく食べられます。しらすや大葉の代わりに、ツナ缶やバジルでも夏らしいパスタになりますね。
大人用は、盛り付けたあとに追加でドレッシングなどをかけると、しっかりとした味になります。和風ドレッシングやポン酢、めんつゆなどで味付けすると、味わいの変化が楽しめますよ。ぜひ、お好きな味で作ってみてください。
トマトと豆のクリーミーサラダ
材料 4人分
・トマト・・・1玉
・きゅうり・・・1/2本
・水煮大豆・・・1パック
・ゆで卵・・・1個
・サウザンアイランドドレッシング・・・大さじ4
作り方
① トマト、きゅうり、ゆで卵をそれぞれ1cm角ぐらいの大きさに切る。
② 水煮大豆と1.をサウザンアイランドドレッシングで和える。
水煮大豆は、ひよこ豆や青大豆、赤いんげん豆などが入ったミックスタイプだと、いろいろな豆の味が楽しめます。また、水煮大豆の代わりにハムやかにかまなどを入れるのもおすすめです。
甘めのクリーミーなドレッシングで作るとおいしいサラダです。ご家族の好きなドレッシングで作ってみてくださいね。
夏はトマトを好きになるチャンス!
トマトがきらいな子どもって多いですよね。すっぱかったり、噛むとドロっとする食感がイヤだったり、皮が口に残るのがイヤだったり、それぞれ理由があります。このメニューは、私が勤務していた保育園で人気で、普段トマトが食べられない子でも「これなら!」と食べていた子もいました。
味が濃くて甘みが強い旬のトマト。このおいしいトマトが手に入りやすい夏に、ぜひ簡単でおいしい料理を試してみてくださいね。