親がひとりで悩まないための冷凍幼児食宅配サービス「homeal」 〜 homealのひとびと🥕


みなさん、はじめまして!
homeal(ホーミール)株式会社の代表「鬼海 翔(きかい しょう)」と申します。当社はプロのシェフや、保育園ではたらく管理栄養士チームが栄養バランスを考えてつくった、幼児食の冷凍食品「homeal」を提供しています。

homealは、私自身が子育てにおいて直面した悩みから誕生しました。サービスができた経緯や込めた想いをお伝えさせてください。 

 

コンセプトは「親子で食べる幼児食」

「homeal」は、幼児食診断という独自の無料診断や、管理栄養士によるLINE無料相談などを通じて、お子さま一人ひとりにあった「幼児食のBOX」を作り、ご自宅まで届ける「冷凍幼児食宅配サービス」です。

コンセプトは「親子で食べる幼児食」。
大人が食べても子どもと一緒に「おいしいね」と言えるような、本格的で本物志向のごはんをプロのシェフが作っています。

一般的には、子どもは1歳頃に離乳食を卒業します。その次のステップが「幼児食」で、大人の食への練習期間になります。

わたしの子どもは幼児食を始める前、肌の病気で乳児湿疹やアトピー症状が長く続いていました。幸い、私の妻は看護師で義母は保育士。プロフェッショナルの2人がいたおかげで、症状はどんどん回復していきました。

しかし、当時わたしは幼児食どころか離乳食すらも満足に作ったことがなく、完全に戦力外。自分の子どもが苦しむ姿を見ながら、何もできない自分に無力さを感じ、ダメな父親だと落ち込みました。

そこで1人の親として「子どものためにできることはないか」と考え、調べました。その過程で「幼児食」という言葉に辿り着いたのです。

「子どもの食事を変えることで、もしかしたら肌の悩みも回復していくかもしれない」と思い立ち、独学で勉強をはじめました。本屋に足を運び、幼児食に関連する本を何十冊と買っては読み漁りました。

そして、その結果、自分は料理がかなり苦手だということに気づきました(笑)。本には幼児食のレシピがたくさん紹介されていましたが、「そもそも、これさえも作れないから困ってるんだよ」と思ったんです。それと同時に、「子どものことは心配だけれど、料理の能力や仕事が忙しいといった、さまざまな理由でレシピを知っていても作れない」という人は多いのではないかと思いました。

そこから、幼児食を届けてくれるサービスがあればと探しはじめました。さんざん探しましたがひとつもなかったんです。そうであれば、もう自分で理想的なサービスを作るしかないと考えました。その想いを皮切りに、専門家を巻き込みながら作り上げたのが「homeal」です。

自宅でつくった最初の試作品たち

 

コロナ禍による学校の一斉休校を機に、寄り添うサービスへ

「homeal」は2020年1月にプレスタートしましたが、その後すぐに新型コロナウイルスが猛威を振るいはじめました。そして、リリースから1か月後の2月末。政府から「学校の一斉休校」が発表されました。

小さな子どもがいるご家庭であれば、学校が休校になることで、親はどうしても仕事を休まなくてはなりません。当時ニュースを見て、私は「大変なことになる」と感じました。

サービスを開始してからちょうど1ヶ月。あらためてhomealができることを考えました。「食を通して、少しでも困っている親御さんの負担を軽減できることは何か」を自問した末に、300世帯に無償提供で幼児食を届けるプログラムをすることにしました。

サービスを立ち上げたばかりでしたので、ユーザーさんもほとんどいませんでしたが、そんな中でもこのプログラムの情報が徐々に広まっていき、たくさんの相談が寄せられるようになりました。

いただいた相談を通して、子どもの食事について悩みを抱えていながらも、相談できずにいる人の多さを実感しました。そして、Webサイト上で気軽にできるような「幼児食診断」や、管理栄養士などの「専門家に気軽にLINEで相談できる仕組み」が、今この状況で必要だと強く感じました。

この想いがきっかけとなり、現在のサービスである「LINE無料相談」「幼児食無料診断」が生まれました。また、homealを事業とする上でも「ただモノを買ってもらって届けるのではなく、寄り添うことを大切にするサービス」にしていこうと、あらためて方針を固めました。

 

「食べないことも許容するサービス」でありたい

わたしたちは、ほかの食品会社と違い、幼児食ならではの考え方のもと「homeal」を運用しています。

通常の大人向けの食品サービスは「購入する本人にとっておいしいかどうか」が商品の良し悪しを決める基準になりますが、子ども向け食品の場合は「子どもがおいしく食べてくれるかどうか?」が基準になります。

多くの親御さんがご存知のとおり、幼児期から先は自己主張が始まってくるため、偏食や好き嫌いが出てきます。つまり、食品そのものの質と同じくらい「食べる環境」や「だれと食べるか」が大事になってくるのです。

大人向けの食品であれば、「おいしく」「安く」「カラダによい」ごはんが求められているのでシンプルに考えやすいですが、子ども用の場合はそれだけでは不十分。「いいものなのに、そもそも食べてくれなくて困っている」という悩みこそが、親御さんたちが抱える真の痛みだと思っています。

わたしたちに寄せられる相談も、偏食や好き嫌い、特に野菜を食べないという悩みが大半です。そしてこの悩みには、決定的な解決策がありません。「これさえあればいい」という魔法の食品はなく、ありとあらゆる引き出しの中から「その子の」「今の」「この日の」状態にマッチする、「わが子にとって、いま一番いい食べもの」を考えていかなくてはなりません。

たとえばhomealの食品を6品購入したとして、それらすべてをお子さんに完食してもらえることは、基本的にはないと考えています。子どもは初めて見るものを怖がる、いわゆる「新規性恐怖」という心理が必ず働きます。いくら良いごはんを大人が用意しても、すぐにパクパク完食する、なんてことは家庭内ではほぼありません。もしあったとしたら、それは奇跡に近いことだと思います。

ですから、子どもが食べないことで親御さんが自分を責める必要はまったくありませんし、「今は食べなくてもいいけど、これはキミが食べていいものなんだよ」という、子どもに選択肢をあげる気持ちでいるくらいがちょうどいいんですよね。

そして、もし食べなかったときには「これ食べてくれなかったんですけど……」と、homealにLINEで気軽に相談してください。

LINEの向こうには、管理栄養士や幼児食アドバイザーといった頼れる専門家がいますので「今はこういう状態かもしれませんね」「次はこういうアレンジをしてみてもらえますか」など、アドバイスや提案でサポートしてくれます。

親御さんと一緒に考えながら「わが子はこういうのが好きなんだ!」「こうしたら食べてくれるんだ!」と、「うちの子どもにとって、一番いい状態」を家庭ごとに見つけていきながら、食事の時間を豊かに過ごしてもらうことが、わたしたちのゴールです。

子どもの成長を願う親御さんと共に悩みを共有し、一緒に解決策を見つけていける幼児食ブランドだと認識していただけるような会社になっていきたいです。

 

「頼っていい育児」を定着させたい

私自身もそうですが、子育てをしているすべての親御さんには、ワンオペ育児や育児における突発的なトラブル(体調不良や急な仕事など)が起きやすく、育児に悩む瞬間が日々訪れます。

そんなとき相談できる人が近くにいなかったり、ほかの人に頼ることができないと、心理的にも物理的にも「孤独」になることが多いです。この状態は、本当に苦しいですよね。特に食事の悩みについては、子どもの成長を願えば願うほど、苦しんでいる人が多いのではないでしょうか。

わたしのように料理が苦手で、子どもに「ごめんね」と言いながら、親としての自信を失ってしまったり、自己嫌悪に陥っている人もとても多いです。だけど、本当に大切なことは、私たち親は子どもにとって「唯一無二の存在」であること。このことだけは、忘れずにいてほしいと願っています。

そのためにも「頼っていい育児」を定着させていきたいと思っていて、それがhomealの目指すところでもあります。

親であることを自分で否定したり、よろこびを失うのはすごくもったいないこと。いつでも100%完璧な親でなくていいですし、だれかの助けを借りながら子どもが健康に育つことが一番です。

子どものことを愛していますか?と聞かれたら、どんな親も「愛しています」って言いますよね。いつだって子どものことは全力で愛したいと思ってる。「生まれてきてくれてありがとう」と気持ちがいつもあると思うんです。

だけど現実には仕事をしなきゃいけなかったり、想定外の出来事や人間関係のトラブルなどで対応が必要だったりと、子どもだけに100%力を注ぐことが困難なのが、育児や子育ての現実。公園や遊びに行っても、仕事でスマホを触らなければいけないことだってありますよね。

そういう時間もある中で、「今、子どもと一緒にいられる目の前のこの時間」は、本当に今しかない宝物です。だからこそ、子どもを真っ直ぐ愛する時間を妨げる要因を取り除く役割を担いたい。ただの「幼児食のサービス」ではなく、子育てにおける食の悩み全般をサポートできるサービスでありたいと願っています。

体調が優れない日やぐったりして何もしたくない日、忙しい日、子どもとゆっくりしたい日などに、homealの幼児食を気軽に使ってみてください。そこから徐々に、日々の幼児食のサポート、そして育児をするみなさんが頼れる場所として、homealが身近な存在になっていければうれしいです。

homeal株式会社 代表 鬼海 翔

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