今回のテーマは「鶏むね肉のレシピと冷凍ストック作り」です。
こんにちは!「冷凍生活アドバイザー」「ライフオーガナイザー」「リユースオーガナイザー」の佐藤美香です。
子育ては待ったなし。疲れて帰ってきてからの食事づくりはとても大変です。そんなときに「温めるだけ」「のせるだけ」の冷凍ストックがあると安心ですよね。
今回は、時間のあるときにまとめて作れる「鶏むね肉2㎏を使ったレシピ」と「冷凍ストック作り」です。食材のまとめ買いをしたときにも、おすすめですよ。
熱湯に放り込むだけ!しっとり鶏ハム作り
私はもともと、日々の献立を考えるのが苦手です。そのため買いものに行ってもなにを買うか迷って、とても時間がかかります。かといって、冷蔵庫にあるものでササッと作るというのも難しい……。
そこで、お肉は作るもの・使い方を決めて、㎏単位で購入しています。
鶏むね肉は、毎回2㎏袋を購入。中に入っているお肉の大きさにもよりますが、鶏むね肉が6枚前後入っているときは、そのうち2枚を鶏ハムにしています。
作り方
① 湯煎可能なポリ袋に、鶏むね肉を1枚と砂糖大さじ1を入れてモミモミします。
② 塩またはハーブソルトを小さじ2程度入れて、またモミモミ。
③ 袋のはしを結んで、熱湯の中にイン。1~2分ほど火にかけ、一晩放置したらできあがりです。
できあがった鶏ハムは食べやすいサイズにカットします。切れ端は小さくカットして、サラダ用にするとGOOD。
鶏ハムは、ねぎソースなどをかけて夕食の一品にしたり、パンに挟む具材にしたりできるので、あると便利な食材です。
わが家では、子どもたちがおやつ代わりに食べることも。余ったときには、鶏ハムをスライスしてから1枚ずつラップに包み、保存袋や保存容器に入れて冷凍保存しています。
小さくカットした鶏ハムは、なるべく空気に触れないように保存容器いっぱいに入れて冷凍するのがポイント。食べるときは、冷蔵室で解凍すればOKです。
鶏むね肉から鶏ひき肉作り!
調味料を変えて4種類の味を楽しむ♪
鶏むね肉2㎏袋から鶏ハムを作ったら、残った鶏むね肉はフードプロセッサーで鶏ひき肉に。玉ねぎをみじん切りにして、一緒に炒めます。
火が通ったら、すぐに保存袋に小分けにして調味料を入れていきます。(市販のひき肉で作ってもOK)
このときに入れる調味料を変えれば、まったく違う料理になります。私は一度に4種類の鶏ひき肉料理を作ることが多いです。
写真左から:
① 塩・こしょう
② 麺つゆ・砂糖
③ ケチャップ(トマトソース)・塩・こしょう
④ カレー粉・塩・こしょう
保存袋に鶏ひき肉と調味料を入れたら、袋を振って中身を混ぜます。鶏ひき肉が熱いうちに調味料を入れると、調味料がすぐに溶けますよ。
料理時間およそ30分程度で、冷凍ストックのできあがりです♪
粗熱がとれたら、平たくして冷凍しましょう。
食べるときは、電子レンジで温めるだけ。薄く冷凍しているので解凍も早いです。
わが家ではご飯にのせたり、パスタに混ぜたりして食べています。パンにのせてもいいですね。カレー味やトマト味の鶏ひき肉は、野菜と一緒にご飯にのせて、タコライス風にしてもおいしいですよ。
麺つゆ味は、冷凍うどんに合わせるのもおすすめです。のせて混ぜるだけですぐに食べられるので、疲れた日のご飯作りのハードルも下がります。
捨ててしまいがちな「アレ」で、鶏スープが作れちゃう!
鶏ハムを作ったときに袋の中に残った「鶏のだし」は、捨てずに保存容器に入れて冷凍しておきましょう。また、鶏ひき肉を作るときに剥いだ皮も細かく切って冷凍しておきます。
「献立にあと一品欲しい!」そんなときに、この2つで鶏スープが作れます。
作り方
① 冷凍しておいた「鶏のだし」と「皮」を水と一緒に鍋に入れて火をかけ、塩こしょうで味を整えます。
② ねぎを散らせば、鶏スープのできあがりです。
数分でできる簡単スープ。ねぎ以外の食材で作るのもおすすめです。買い物に行けない日や、お給料日前のお助けメニューになっています。
「鶏むね肉を買ったら、このメニューを作って保存しよう!」という流れを作っておくと、日々の献立を考えながら、買い物をするときの面倒な気持ちが半減します(笑)。冷凍室にいろいろな食材のストックがあると、安心感にもつながりますよね。
みなさんが忙しいときの助けになればうれしいです♪