体調不良時のOK食材とNG食材「消化の良さ」がポイント ~ homealの幼児食専門家にきく🥕


今回のテーマは、「体調不良のときに避けた方がよい食材について」です。


こんにちは!「管理栄養士」「ジュニア野菜ソムリエ」の稲尾貴子です。

熱が出たときや胃腸炎になったとき、お子さんに何を食べさせたらいいか迷いますよね。

親としては一口でも食べてくれると安心ですが、体調不良のときには食べさせないほうがよい食材やメニューがあります。

保育園で働いていたとき、園を病気でお休みした後の連絡帳に「カレーを食べさせました」とか「天ぷらうどんを食べました」などと書かれていて、驚いたことがあります。

理由は、これらのメニューが消化の悪いものだったからです。

 

とはいえ、お子さんの具合が悪く看病で忙しいときに、消化の良い食べものをパッと思いつくか?といわれると、なかなか難しいものです。


そこで主食、主菜、副菜、デザートなどの項目ごとに、消化の良いものと悪いものを表にまとめてみました発熱や胃腸炎など体調不良のときの参考にしてみてください。

 

油脂が多い食材やメニューはNG

表にもあるように、消化の悪い食べもののポイントは「油脂の多さ」です。

カレーや天ぷらを出した親御さんのお話をよく聞くと、
「カレーは、じゃがいもやにんじん、玉ねぎをトロトロになるまで煮ているから消化に良さそうだし、大好きなカレーなら食べられると思いました」

「吐いた後だったから、消化の良いうどんを食べさせました。うちの子、天ぷらうどんが好きなんです」

とのこと。子どもが好きなメニューだから、それなら食べてくれると思ってのことだったんですよね。

でも残念なことに、カレーは油脂が多いので、消化するときに胃腸に負担がかかります。そして、同じように、天ぷら、からあげ、フライなどの揚げものや炒めものも、油が多いのでNGなんです。

体調が悪いときはカラダの機能(胃腸のはたらき)が落ちているので、油分はおすすめできません。また香辛料も刺激になるので、体調不良時には控えた方がよい食材の一つです。

 

一方で、うどんやそうめんなどの麺類は、ゆっくり少量ずつ食べるのであれば問題ありません。さらに消化を良くするために、やわらかくなるまでしっかりと煮込んだり、麺の長さを短く切ってあげたりするのもよいでしょう。

それからたんぱく質の選び方も、脂質の多さに注目するとわかりやすいです。

ハンバーグやミートソースパスタなどに使用する牛肉や豚肉のひき肉は脂質が多い部位なので、胃腸への負担も大きく消化に時間がかかりますが、鶏肉を使ったそぼろやつくねなどは脂質が少ないので、体調不良のときでも消化しやすい食材です。

かきたま汁をうどんやそうめんにかけて食べるのも、おなかにやさしいのでおすすめですよ。

 

 

食物繊維の多い食材、体調不良時には要注意

ほかに注意しておきたいのが、「食物繊維の量」です。

 ふだんは積極的に摂ってほしい栄養素ですが、じつは食物繊維が多い食品も胃腸に負担がかかります。体調が悪いときには、生野菜やきのこ類、海藻類などは控えましょう

ただ、食物繊維が不足すると、今度は便秘が心配になりますよね。特にお子さんは、便秘が続くことでおなかに不快感が生じ、食欲不振につながってしまうこともあります。

そんなときは食物繊維以外の便通を良くする食材として、「発酵食品」「乳酸菌」「オリゴ糖」などがおすすめです。

みそや納豆、ぬか漬け、ヨーグルトなどの発酵食品には、乳酸菌が豊富に含まれています。さまざまな種類の乳酸菌がありますので、自分のカラダにあう乳酸菌を見つけておくのもおすすめです。

ただし、乳製品は下痢のときには体調を悪化させてしまうこともあるので、量を控えるか、調整するようにしましょう。

またオリゴ糖を多く含み、体調が悪いときに食べられる食品に、玉ねぎ、大豆製品、バナナなどがあります。免疫力を高めてくれるので、これらの食品はふだんから積極的に取り入れるといいですよ。

体調不良のときの食事選びで、お子さんの胃がムカムカしたり便秘になったりしないためにも、基本の知識を知っておけるといいですよね。

 

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