食卓にもっと魚を!冷凍を活用して、ラクして魚を食べよう 〜 homealの幼児食専門家にきく🥕


今回のテーマは「冷凍で、魚や貝をラクに食べる」です。

こんにちは!「冷凍生活アドバイザー」「ライフオーガナイザー」「リユースオーガナイザー」の佐藤美香です。

小さなお子さんがいらっしゃると、食材を買いに行くのも一苦労。ネットスーパーや宅配の利用、週末にスーパーでまとめ買いをしている方も多いかなと思います。まとめ買いは、食費の節約や時間短縮というメリットもありますが、消費期限の短い魚や貝は買いづらいという悩みもありますよね。

今回ご紹介するのは、魚や貝の冷凍方法です。
冷凍することで、生よりも長期間保存できますし、いつもの食事作りをラクにすることもできます。忙しい朝や帰宅後の時間を短縮しつつ、魚介類をたくさん食べられたらうれしいですね。

 

あとは焼くだけ!お弁当や夕飯に大活躍

魚の切り身を冷凍しておくと、お弁当や夕飯のおかずに使えるので便利です。
冷凍するときは生臭さを取るために、振り塩をして、少し置いておき、キッチンペーパーで水分をふきとります。

キッチンペーパーでふきとったあとは、ラップでぴったりと包み、保存袋(保存容器)に入れ冷凍します。

冷凍保存した魚を使うときには、フライパンにクッキングシートを敷き、冷凍した切り身をそのまま入れて味付けします

冷凍する際には、保存袋に同量の醤油・みりん・砂糖などの調味液を入れて、切り身を漬け込んだり、一口大にカットして、塩こしょう・小麦粉をつけて冷凍するのもおすすめです。

「お弁当のおかずには、栄養バランスよくいろいろな食材を入れたい」と思うものの、魚のおかず作りには時間がかかりますよね。「あとは焼くだけ!」の魚の冷凍は、忙しい朝でもサッと作れるので、ぜひ試してみてください。

 

鍋に入れるだけ!みそ汁のおいしさUP

あさりやしじみなどの貝類も、冷凍することができます。
貝類は冷凍することで繊維が壊れて、だしが出やすくなるので、汁物をおいしくしてくれます。
砂抜きしたら、流水で洗って保存容器に入れ、貝全体が浸るまで真水を加えて冷凍しておきます。

解凍後は鍋に入れて火をかけるだけ。
加熱スピードが遅いと貝が開きにくくなるので、強火で加熱してくださいね。

特にしじみには多くの栄養素が含まれていて、疲労回復、肝臓の働きを助ける、低血圧を改善するなどの効果が期待できます。味わい深くてカラダにも優しい、しじみのお味噌汁は心も体も癒してくれるかもしれません。

また、昆布も冷凍がおすすめです。昆布は湿気が苦手なので、湿度の高いところに置いておくと風味が落ちてしまいます。使う分ずつラップで包み、保存袋(保存容器)に入れて冷凍しておきましょう。

昆布の解凍は必要ありません。
だしをとるときは、そのまま鍋に入れてくださいね。

 

解凍するだけ!疲れたときの安心材料

漬け丼やマリネのように、生で食べたいものも冷凍可能です。
家族を待たせることなく、すぐに食べることができる一品があるのは心強いですよね。

写真は、サーモンを漬け丼用に冷凍するときのもの。
一口大の削ぎ切りにしたサーモン300gに、砂糖・ごま油各小さじ1、醤油小さじ3、しょうが・にんにく各少々を入れました。

子どもも食べやすいように少し甘めにしていますが、リモートワーク中の1人ごはんにも重宝しています。

ほかにも、サーモン300g、ポン酢・オリーブオイル各大さじ1に浸けて冷凍して、サラダにしてもおいしいです。冷凍可能なポリ袋に入れてから、保存容器に入れて冷凍します。解凍の際には、氷水に浸けて解凍すると、すばやく解凍が進みます。

ベビーリーフにのせれば、包丁もまな板も使わずに、サーモンサラダのでき上がり♪
サーモン自体にしっかり味が染みているので、ドレッシングもかけずに食べています。

ごはんを作るときに限ってグズったり、なかなか思い通りにいかないのが子育て。冷凍を活用してできた時間は、気持ちにも余裕をくれます。ぜひ試してみてくださいね。

 

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